会社情報

社長挨拶

当社グループは、「医療に貢献する」を企業理念として、経営資源を医療分野に集中しております。経営の基本方針は、「日米共同開発を基軸に、医療機器の開発・製造・輸入・販売を通して、日本だけでなく世界の医療マーケットに真に価値ある医療機器を提供していくことで、医療に貢献すること」であります。この基本方針が、医療に携わる企業としての使命であると同時に、あらゆるステークホルダーの皆様の期待にお応えする最良の道であると考えております。

当社グループを取り巻く環境は、国内の整形外科医療機器市場において実施された特定保険材料の償還価格の引き下げ等により、引き続き厳しい状況が続いております。一方、65歳以上の老齢人口が2040年代まで増加し続けることが予想されることから、整形外科関連市場は中長期的な拡大が見込まれます。こうした環境を踏まえ、当社では、2016年3月期から2018年3月期までの3ヵ年を実施期間とする新たな中期経営計画「MODE2017」を策定しました。この「MODE2017」では、中期経営指針として「成長領域への積極投資を通じ新たなステージへ成長を加速させる」を掲げ、「開発、調達力の強化」、「注力分野での国内市場シェアの拡大」、「北米事業の拡大及び海外トレード事業の開発」及び「更なるコスト効率化」を基本方針とし、メーカーとしての成長を加速させ、市場及び顧客ニーズに対応した自社製品を開発導入し、日本国内のみならず北米においても収益の伴った高成長を維持し、また、自社製造能力の拡大等による製造コストの更なる低減、品質管理強化、製造から販売・市販後までの一貫した安全管理体制の整備等を実施することにより、さまざまな課題に取り組んでまいります。

2015年3月期は、国内市場及び北米市場共に前期からの販売好調を維持し、売上高、営業利益及び経常利益が期初の予想を上回って対前期比大幅に増加しました。長期にわたる低迷期を脱却し、成長路線への転換を遂げ、継続して大幅な成長を実現することができました。また、自社製品の売上増大によるメーカーへの業態転換、国内中心から海外成長を含んだ市場拡大の転換等、事業内容の質的な転換が進み、収益力を高めることができました。

当社グループは、「MODE2017」の下、自社開発製品を軸にした人工関節分野の製品の拡充、骨接合材料分野及び脊椎固定器具分野における自社開発製品の販売の伸張、隣接整形外科分野への参入等のより幅広い症例に対応する製品の拡充、米国での販売の伸張及び将来的なアジア地域での事業展開に向けた布石等、更なる成長を実現すべく様々な施策を実行していきます。引き続き、製品及び事業領域の両面並びに市場面で、既存事業領域の拡充及び伸張並びに新規領域での事業展開を実現することにより、日本及び世界の医療に貢献してまいりたいと考えております。

皆様のご期待に応えられる魅力ある日本エム・ディ・エムを実現すべく引き続き努力してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 大川 正男