会社情報

社長挨拶

当社グループは、患者のQOL(Quality of Life)の向上に資する経営を行うべく、「最先端の優れた医療機器の開発と販売を通じて医療に貢献する」を経営理念として、経営資源を整形外科医療機器分野に集中しております。また、経営方針は、「日米共同開発を基軸に、医療機器の開発・製造・輸入・販売を通して、日本だけでなく世界の医療マーケットに真に価値ある医療機器を提供していくことで、医療に貢献すること」であり、この方針が、医療に携わる企業としての使命であると同時に、あらゆるステークホルダーの皆様の期待にお応えする最良の道であると考えております。

国内における医療機器業界を取り巻く環境は、社会保障関連経費の財源問題等により今後も特定保険医療材料の償還価格の引き下げ等により、引き続き厳しい市場環境が継続すると想定しております。しかしながら、65歳以上の高齢人口が2040年代まで増加し続けることが予想されることから、整形外科関連市場は中長期的な拡大が見込まれます。

一方、海外市場(北米、中国他)は、高齢人口の増加に伴い整形外科医療機器領域において市場規模の継続的拡大が見込まれ、其々の市場において製品・サービスを含め様々なニーズに真摯に対応していくことにより事業の拡大が可能であると考えております。

こうした事業環境を踏まえ、当社グループは、2019年3月期から2021年3月期までの3ヵ年を実施期間とする新たな中期経営計画「MODE2020」を策定しました。「MODE2020」では、中期経営方針として「オーガニック成長領域における収益力の強化と、戦略成長領域における基盤を確立すると共に、戦略実行体制の強化を図り、中長期的に利益の伴った持続的成長を実現する」を掲げ、その実現に向けて、「製品開発力・製造力の強化」、「海外ビジネスの拡大」、「日本市場における注力販売製品分野のシェア拡大」及び「更なる効率化とSCM強化」を中期重点施策と定め、これらを着実に実行してまいります。

米国子会社との日米共同開発による付加価値の高い製品の開発に注力すると共に、新たな取組として日本特殊陶業(株)との連携により、同社が保有する技術力・開発力を活かした高付加価値商品を開発し、高付加価値でより市場ニーズを反映した製品・商品を市場に供給していきます。同時に、国内における償還価格の引下げによる収益性低下の影響を極小化するために、製造原価の更なる低減に向け、北米子会社の自社製造能力拡大、コスト競争力のあるベンダーからの調達拡大等を進めていきます。また、日本市場ばかりでなく、米国及び中国市場においても高齢化が進展すると予測されていることから、海外ビジネスの拡大を目指すと共に、国内においても、注力販売製品分野において新製品を継続的に導入することにより国内シェアの拡大を目指していきます。

過去のおよそ10年間、3つの3ヵ年中期経営計画を実行し、米国子会社と共同し事業の成長を果たすと共に、販社から製造メーカーへの業態転換、また、米国ビジネス拡大による海外ビジネス比率の拡大等、事業内容の質的転換を進め、収益力を高めることができたと認識しております。

当社グループは、新たな中期経営計画「MODE2020」の下、米国子会社との日米共同開発による付加価値の高い製品を日本市場及び米国市場に継続的に供給することによる既存市場でのビジネス拡大に加え、新たに中国・オーストラリアの整形外科市場へ参入することにより、日本及び世界の医療に貢献してまいりたいと考えております。

皆様のご期待に応えられる魅力ある日本エム・ディ・エムを実現すべく引き続き努力してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 大川 正男