骨接合材料
骨接合材料には、骨折した骨と骨の固定を行うための体内に埋め込むスクリュー、プレート、髄内釘等があります。
高齢者が転倒した際等に受傷することが多い大腿骨近位部骨折や交通事故等における骨折を治療する手術で使用されております。
骨接合材料は、売上高の約40%を占め、国内トップレベルのシェアを誇っています(市場規模約450億円)。
日本MDMの提供する骨接合材料は、Johnson & Johnsonグループ傘下でこの分野における世界トップメーカーの一つであるDePuy Orthopaedics社(旧DePuy Ace社)から供給を受けております。
当社の骨接合材料は、全国の医療機関で骨折等の治療に用いられ、どんな患者さんにもフィットする多様なバリエーションを緊急の手術にも対応できるよう提供しております。素材に軽さと強度を合わせ持ちながら人体への適合性に富むチタン合金を整形外科分野で他社に先駆けいち早く日本の市場にご紹介したのも当社です。

ヒップスクリュー
高齢者に多い大腿骨転子部骨折の治療で、骨折した部分を固定する材料(インプラント)として使用します。 「キャプチャードヒップスクリュー」は手技の簡便さなどを高く評価いただき、発売開始以来20年を経た現在もこの分野での ベストセラー商品となっています。

キャニュレイテッドスクリュー
中空構造をもつスクリューです。転位した骨折を整復した後、ガイドピンで仮止めをし、そのガイドピンにかぶせてスクリューを挿入することが できるため、無垢のスクリューに比べ手術をより短時間に且つ正確に行うことができます。大腿骨頚部内側骨折をはじめ幅広い部位で使用できるサイズがラインナップされています。

髄内釘
大腿骨や脛骨、上腕骨等の長い骨(長管骨)が骨折した際に、髄腔に挿入して骨を固定する材料(インプラント)です。 髄内釘には上下端に数箇所横止め用の穴が設けてあり、釘を髄腔に挿入した後、骨の近位端(上端)と遠位端(下端)に それぞれスクリューを挿入することで骨の回旋や短縮を防ぎ強固な固定をすることが可能です。 髄内釘手術は通常、釘の挿入部とスクリューの挿入部の比較的小さな傷のみで行うことができ、 又骨折部を展開しないため骨の治癒にも有利な方法として長官骨の骨幹部骨折(骨の中央付近の骨折)の治療法として広く普及しています。

スクリュー&プレート
骨折部に複数の穴の空いたプレートをあて、それぞれの穴にスクリューを挿入して固定する方法です。 骨の大きさや形状に合わせて様々なバリエーションがあります。

創外固定器
骨に挿入したピンやワイヤーを、体外で専用のフレームを用いて固定する方法です。 骨折部を直接展開せず小侵襲で且つ比較的簡便に手術を行うことができるのが利点です。 開放骨折(骨が皮膚の外に達している骨折)や軟部組織(皮膚や筋肉等)のダメージが 大きい症例で髄内釘やスクリュー&プレート等の内固定を行うのが難しい場合に特に有効な治療法とされています。