採用のご案内

整形外科分野

当社売上高の90%強を占める事業は、整形外科分野領域です。様々な骨疾患は、高齢化やスポーツ人口の増大等による骨折や食生活の変化に伴う若年層におけるカルシウム不足等で世代を超えた広がりを見せています。このような背景により、整形外科分野製品の需要は着実に拡大しており、整形外科分野全体の市場規模は約1,665億と伸張し続けているため、当社への社会からの期待も増大しています。

骨接合材料

骨接合材料には、骨折した骨の固定を行うための体内に埋め込むスクリュー、プレート、髄内釘等があります。

高齢者が転倒した際に受傷することが多い大腿骨近位部骨折や交通事故等における骨折を治療する手術で使用されております。

骨接合材料は、売上高の約40%を占め、国内トップレベルのシェアを誇っています(市場規模約450億円)。

日本MDMの提供する骨接合材料は、主にJohnson & Johnsonグループ傘下でこの分野における世界トップメーカーの一つであるDePuy Orthopaedics社(旧DePuy Ace社)から供給を受けております。

当社の骨接合材料は、全国の医療機関で骨折等の治療に用いられ、どんな患者様にもフィットする多様なバリエーションを緊急の手術にも対応できるよう提供しております。素材に軽さと強度を合わせ持ちながら人体への適合性に富むチタン合金を整形外科分野で他社に先駆けいち早く日本の市場にご紹介したのも当社です。

人工関節

人工関節とは、何らかの疾患によって関節の機能が損傷を受け、その機能を回復するために人工の材料を使って置き換える製品を言います。

市場規模で骨接合材料の約2倍(約930億円)と言われるのが人工関節分野です。整形外科分野のより幅広いニーズに応えた人工関節は順調に拡大し、 売上高の約30%を占めております。

人工関節分野に進出するにあたって、日本MDMは1994年に米国の人工関節メーカーOrtho Development Corporation社(以下、ODEV社)を買収。 子会社として人工関節の開発・生産体制を確立し、1996年に人工股関節「ODCバイポーラシステム」の販売を日本で開始いたしました。2001年には人工膝関節「バランスド・ニー・システム」を発売しています。また、ODEV社は2002年から日本に比べ10倍の市場規模がある米国において人工関節の本格的販売を開始し、順調に販売を伸ばしております。

人工関節は、患者ひとり一人に合ったサイズバリエーションが求められるとともに、医師の商品に対する要望もますます細かくなっています。開発・生産体制を手中に納めることにより、迅速できめ細かな対応と長期にわたる安定供給をもたらし強い競争力を実現しております。

脊椎固定器具

脊髄や神経を圧迫している因子である椎間板や靭帯を取り除く手術を行うことにより、不安定となった脊髄を矯正・固定するために使用する器具を脊椎固定器具といいます。脊椎固定器具の市場は、約285億円で整形外科分野では最も高い成長を示しています。

日本MDMが発売を開始したのが2000年であるため、まだ売上高の10%程度に過ぎませんが、ODEV社において新製品の開発が順調に進んでいること、米国での販売体制も充実してきたこと、今後の市場拡大も手伝って売上高も拡大すると見込んでおります。

2009年11月にZimmer株式会社との共同販売契約を締結し、更なる製品の充実と共同販売による販売強化により、両社共同でシェア拡大を目指しております。

人工骨

骨折や骨腫瘍などで生じた、骨の欠損した部分に対してその隙間を埋める為の人工物です。骨の無機成分であるHAp(水酸アパタイト)をはじめとして、ヒトの骨と非常に類似した成分で構成されています。経時的に骨と直接結合して、骨と同様の働きを担います。欠損部の形状に合わせ易いペースト状の製品や、長期的に安定した成績が知られている焼結体(固形状)の製品がございます。

日本MDMの提供する人工骨は、日本特殊陶業株式会社で製造され供給されています。高齢化の進行により、骨粗鬆症の増加に伴う骨折は増加しており、人工骨の需要は、今後さらに増すものと考えております。2005年11月より人工骨ペースト『プリマフィックス』を2009年1月より焼結体『プリマボーン』の販売を行っております。整形外科分野の他製品への相乗効果も期待できます。

販売体制

日本MDMは、時代に先駆けて業界随一の規模を誇る営業ネットワークを確立。全国を10営業所、22ブロックに分けて医療機関を結ぶ、きめ細かい営業・サポート体制を実現。ここに、開発から生産、そして販売という一貫した総合的業務体制が完成しました。

この全国ネットワークは、迅速な商品供給力を意味するだけでなく、医療現場のニーズや情報を吸い上げるパイプでもあり、 ここから得られる情報は、製品開発の新たなパワーとなります。

日本MDMが、全国の医療機関から絶大な信頼を得ている理由の一つがここにあります。

新しい医療機器の導入に当たって、ドクターへの情報提供やアフターフォローは大切な務めとなります。 患者が待ち望む最適な治療方法と医療機器を絶えず追求しながら、日本MDMは、全国の営業網を介して迅速できめ細かい対応を 行っています。医療現場の率直な意見、クレームは、製品の改良や新製品開発に活かされる価値ある情報です。

日本MDMは、全国随一のネットワークを強みとして、その情報収集力を最大限活用し、医療現場のニーズを商品の改良や開発にフィードバックさせています。こうしてユーザー・ニーズを確実に反映させた商品を開発し、さらに迅速に供給できる能力が相乗効果となって、日本MDMの取扱い分野は着実な拡大を見せています。

開発体制

日本MDMは、主力市場である整形外科の膨大なニーズを背景に、人工関節分野に進出。海外の有力メーカーを買収し、いち早く自社開発・生産体制に着手しました。

開発主導型メーカー機能として、整形外科領域はODEV社、医療機器分野は日本MDMを中心に開発を進めております。

今後も長期的な展望に立ち、グローバルに展開できる商品の開発を進めるため、ODEV社、日本MDM相互の連携を強化し、 医療現場のニーズやマーケット情報などを十分に反映できる体制を強化いたします。

生産体制

医療機器は、生命に関るものであるだけに安全性が重要な課題となります。 医療機器の生産にはQMS省令(医療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令)が定められており、 日本MDMはこれに沿った厳しい自社基準を設けております。また、2004年7月に国際的な医療機器の品質マネジメントシステムISO13485を取得し、 常に品質向上を目指し安定した品質の確保に取り組んでおります。

米国ODEV社工場(ISO9001/ISO13485/CEマーク認証取得)と神奈川県津久井工場(ISO9001/ISO13485認証取得)では、 材料の受入検査から加工・組立・包装・出荷までの全工程において厳しい検査と高い水準の管理を行っており、 高品質の商品のみをお届けできる万全の生産体制を整えています。 日本MDMは、世界標準に適った品質を追求し、世界のニーズに十分応えられる商品を提供してまいります。

グローバル体制

グローバル展開として、2001年をグローバル化元年と位置付け、海外での事業展開を積極的に進めております。

グローバル展開を支える製品は、ODEV社が開発する人工関節、脊椎固定器具、日本MDMで開発した高周波手術装置EMFシステム等の自社開発製品であり、 今後も充実した開発体制から生まれてくる独創的な新製品をグローバルな市場に投入していきます。