サステナビリティを巡る取組みについての基本方針
当社は、「最先端の優れた医療機器の開発と販売を通じて、医療に貢献する」という経営理念のもと、マテリアリティ(重要課題)を特定し、ESG活動を通して企業の社会的責任(CSR)を果たすと共に、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。
環境(Environment):
- 地球環境について「会社として」、「個人として」何ができるのかを考え、行動します。
- 国際社会と協調した脱炭素社会実現に貢献します。
社会(Social):
- 有効性・安全性の高い製品を供給することで、患者のQOL向上に努めます。
- ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(受容)を推進し、多様性を尊重するための取組みを展開していきます。
ガバナンス(Governance):
- 内部統制やリスクマネジメントを向上させ、コンプライアンスを遵守し公正で誠実な企業活動を行います。
- 適切な情報開示と透明性の確保に努めます。

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2030年までに達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成された持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。
サステナビリティ・ガバナンス体制
当社の取締役会は、サステナビリティを巡る課題(気候変動などの地球環境問題への配慮、人権の尊重、従業員の健康・労働環境への配慮や公正・適切な処遇、取引先との公正・適正な取引、自然災害等への危機管理など)への対応が、リスクの減少のみならず収益機会にもつながる重要な経営課題であると認識し、サステナビリティに関する活動(ESG活動)を推進するため、サステナビリティ委員会を設置しています。サステナビリティ委員会は、取締役会で策定された基本方針に基づき、当社グループのサステナビリティに関する重要事項を協議し、ESG活動を推進すると共に、定期的にESG活動の実績評価を行い、委員会での協議・評価などの結果について、取締役会へ報告します。
環境(Environment)
- ① 社員一人一人が『環境保全のために自分にできること』を考え、年度目標を掲げて活動します。
- ② リサイクル可能な物流資材に変更し、段ボールの削減、及びペーパーレス化に取り組みます。
- ③ 本社ビルの照明は、LED照明を採用し電力消費量の削減に努めています。
- ④ 社有車は、ハイブリッド車を採用し、エネルギーの削減に努めています。
- ⑤ TCFD提言への対応

社会(Social)

- ① 経営理念:最先端の優れた医療機器の開発を通じて、医療に貢献します。
- ② 患者様に安心で安全な医療機器を提供
- 高齢化社会において、増加する患者様のQOL向上を目的として、有効性・安全性の高い製品を提供します。
- ③ 寄附金
- 整形外科分野における医工学発展のため寄付活動を推進します。
- ④ CMS:キャリア・マネジメント・システム
- 『属性を問わず活躍できる職場環境づくり』をスローガンとして、社員(本人)と上司の相互作用でキャリア形成をマネジメントする取り組みを推進しています。
- ITシステム『Myキャリア』で自分のキャリアを振り返り、将来キャリアを考える機会を作ります。
- ITシステム『Myボイス』で社員の声を会社に届け、より良い会社経営につなげます。
- 社内キャリアコンサルタントを配置し、社員が自由に相談できる仕組みを推進します。

- ⑤ ダイバーシティ&インクルージョン
- 属性を問わず活躍できる職場環境づくりの結果として、女性管理職比率の向上を目指します。
- 外国籍の方、障がい者の方の採用を推進します。
- 仕事と治療・介護・育児等との両立を可能とする各種人事制度、評価制度を整備します。
- ハラスメントのない職場をつくります。


- ⑥ 人材育成
- 職務分類・職務要件一覧で自分の役割や目指す姿を認知し、効果的な教育訓練、研修受講につなげます。
- OJTの他、OFF-JTとして研修プログラムを体系化します。
- ⑦ 雇用確保
- 非正規雇用者の割合を低減していきます。
- ⑧ 人材採用に関する取り組み
- CMS活動等を開示した採用活動に取り組みます。
- 男女、性的指向を問わず興味が持てる求人内容を目指します。
- ⑨ 労働安全衛生
- 本社及び東京商品センターに衛生管理者を配置し、安全衛生巡視活動を推進します。
ガバナンス(Governance)
- ① コーポレートガナンスコードを遵守します。
コーポレートガバナンス - ② リスクマネジメント
- リスク管理委員会によるリスク分析をアクションプランにつなげます。
- ③ コンプライアンス
- 全社法令遵守、医療機器の公正競争規約の遵守に努めます。
- ④ 医療機器業界における「透明性ガイドライン」に基づき支払資金の情報を公開します。
- ⑤ 品質管理
- ISO13485:ISO9001をベースに医療機器の安全性や品質を確保します。
- ⑥ G-SCM
- グローバル・サプライチェーンマネジメントの取り組みにより在庫の最適化と物流の効率化を目指します。
- ⑦ポートフォリオマネジメント
- プロダクトポートフォリオによる適切かつ迅速な経営判断に努めます。
